園の生活
園の生活
子どもたちは、本園での家庭的な環境の中で生活しています。年齢に応じた援助とともに個別的なケアの充実にも努めています。
年間計画の中で、ひなまつり、七夕、十五夜、ハロウィン、クリスマス等の季節的行事、キャンプ、外食会等の野外活動、その他誕生会やDVDの日、餅つき、卒業を祝う会など多彩な催しが組み込まれています。
地域との交流を目的とした秋楽祭、あるいは施設間の球技大会なども定着し、活発な活動が行われています。
こうした行事は、子どもたちの生活リズムに変化を与えるとともに、情操や社会性を育て、グループ活動や社会体験のひとつの機会になると考えています。
写真は「秋楽祭」での集合写真
健康・栄養
恵まれた自然環境を十分に生かして、心身共に安定し、健やかに成長するよう、きめ細やかな配慮がなされています。食事は栄養士の指導のもと、栄養のバランスの良い、子どもたちの好みにあった献立を考えています。
また、バイキング、選択メニューなどを取り入れ変化に富んだ食事提供にも努めています。
健康面では嘱託医や協力医療機関との提携のもとに健康管理が行われています。疾病に対しては、早期発見、早期治療を前提に迅速な対処に心がけています。
学習・心理ケア
子どもたちは、宮崎市青島地区の小・中学校や近隣の高校へ通学しています。
しかし、能力がありながら、これまでの環境から学力低下がみられる子どものために、家庭教師や地域の学習塾を活用して学力向上に努めています。
また、専門的なケアを必要とする子どもに対しては、臨床心理士の先生によるカウンセリングやプレイセラピーによる治療を行っています。
さらに、心理担当職員、個別対応職員の配置やソーシャルスキルトレーニングの実施など心理ケアの充実に努めています。
幼児教育
幼児の昼間保育は、近くの幼稚園を利用して地域の子どもたちと一緒に教育を受けています。4歳以下の幼児は園内で専任保育士による保育を行っています。
スポーツ活動
中、高生は学校のスポーツクラブを通して、体力の基礎づくりや忍耐力、協調性を養い健全な人間関係を学んでいます。
園内においては、毎年行われている施設間の球技大会に備え、野球、バレーボールの練習に励んでいます。
球技大会
自治会
本園には、児童による自治会があります。
月に一度、自分たちの生活ルールや行事の取り組みなどについて話しあいを持っています。様々な要望なども自治会を通してあがってきます。
学園も、子どもたちの意見が学園生活に反映できるよう自治会の活動の側面的支援を行っています。
自治会活動
権利擁護と苦情解決
本園が提供する社会福祉サービスに関わる苦情を解決するため苦情相談事業を整備し、子どもの施設生活の充実・向上に努めています。
子どもたちが、本園の福祉サービスを適切に利用できるように地域の第三者委員の配置や意見箱を設置するなど支援を行っています。
また、子どもの意見が学園生活に十分に反映されるよう自治会活動の積極的な支援を行っています。
意見箱の設置