高齢者総合支援センターきりしま（霧島荘（入所・短期入所）、東岳荘、デイサービスセンター）では、すべてのお食事を調理スタッフの手作りで提供させていただいています。

今回は、工夫を凝らした行事食の一部をご紹介いたします。

利用者様に田植えの体験をしていただきました。久しぶりの泥の感触に「懐かしいね。」や「昔は手で一つ一つ植えていたね。」など、昔の思い出を話されながら田植えをされておりました。

田植えの体験を終えた後は、「さのぼり」という竹の皮で包んだお弁当をいただきました。竹の良い香りがお弁当を優しく包み、竹の香りも楽しむことができました。

９月に敬老祝賀会を開催しました。ばら寿し、魚の南蛮漬け、高野豆腐の煮物など、彩鮮やかなお弁当で、利用者様から大変、喜ばれました。

新型コロナウイルス感染症により、外出が出来ない日々が続いております。そうした中で、「少しでも外出した気分を利用者様に味わっていただきたい。」との思いで、施設の名前を駅名にした駅弁を作りました。お出汁のきいた「椎茸めし弁当」はとても好評で、「駅弁を食べて、電車で旅行している雰囲気を味わうことができました。」と多くの利用者様からお話をいただきました。